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日書連は9月16日午前11時から書店会館で定例理事会を開催。
流通改善問題では、9月1日に発売となった「ハリー・ポッター・シリーズ」第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の販売状況、問題点などについて意見交換を行った。
再販問題ではポイントカードの問題で10月早々に版元に意思確認を行う。
〔流通改善〕
初版290万部、発行総額116億円と、超ド級の「ハリー・ポッター」第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が9月1日に発売されてから2週間。
藤原流通改善委員長は「4巻の時から買切りなら正味を下げてくれと言い続け、今回も早くから低正味を静山社に申し入れたが、実現しなかった。
消化率は(15日時点で)6、7割ではないか。
予約時にトートバッグやフィギュアなどの景品を付けて読者を囲い込む動きが目立った」とまとめを行なった。
これに対し、各理事からは「9月1日の発売日当日に、もうレンタル店に並び、1泊170円で出ていた。
周辺の購買力が減退する」(青森)、「県内で早売りがあった」(茨城)、「やはり買切り高正味には問題がある」(大阪)などの意見があった。
また、宣伝面で「発売日
当日に全国紙に1頁広告が出ることを期待していたので、がっかりした」(愛知)、「4千円という定価は児童書としては高い。
もっと定価を安く設定するか、子どもたちをイギリス旅行に20人、30人招待するなどのキャンペーンがあれば、もっと販売が盛り上がった」(広島)などの声も聞かれた。
また、理事会の席で幻冬舎の新刊『キッパリ! たった5分間で自分を変える方法』(上大岡トメ)の中で、「ケータイ電話で情報を収集しよう」と書店で雑誌の記事を撮影し、デジタル万引きを助長するような記述があることが指摘され、出版社、著者を強く批判した。
「週刊朝日」「サンデー毎日」2誌の発売日是正問題では、7月に朝日新聞社、毎日新聞社両社社長あてに善処の申し入れをしたが、8月に出版部長、局長名で回答があり、ニュース性を盾に誠意ある回答が示されなかった。
このため、委員会として引き続き交渉を続けるほか、取次にも格差是正を申し入れる。
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