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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が発売になった。
不況に悩む書店にとって干天の慈雨ともいえる大型ベストセラー小説として、買切制度は十分理解していたが、かなりの量を仕入れて売上げアップを図った書店も多い。
第4巻発売の時は初版が不足気味で仕入れるのに苦労した記憶があり、各書店も在庫が不足するのを恐れて多少の余裕を持って仕入れたのかもしれない。
しかし蓋を開けてみると、その売行きは必ずしも予期した通りに行かず、文藝春秋や週刊朝日が報じている通り大失速となった。
このため長期にわたって、店頭に積み上げるわけにもいかず、倉庫に在庫せざるを得なくなっている書店も多いのではないか。
このまま推移すれば、倉庫にある在庫品は、遂には不良在庫となって書店経営を苦しめるのではないか。
そこで静山社松岡社長にお願いしたい。
本商品は委託制ではなく、買切制であるが、例えば仕入れ価格からある割合を割り引いてでも返品を受け入れていただけないだろうか。
キャベツなどの農作物でも、豊作が過ぎて価格が暴落した場合破棄処分にしている。
書籍でも作りすぎてしまった場合、調整が必要なのではないか。
ハリポタでは書店も取次も版元も今まで利益を頂戴しているのである。
三方一両損の譬えもある。
この際三者がある程度涙を飲んで不良在庫の一掃を期すのが正解ではないか。
松岡社長のご英断をお願いしたい。
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