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日本出版インフラセンター(JPO)は3月10日の記者会見で、2007年のISBNコード13桁への移行やICタグ実証実験の中間報告、商品基本情報センター設立などを発表した。
今回のISBNコードの規格改定は米英など英語圏の国々でデジタルコンテンツへの付番が激増し、発行番号の不足が決定的になった状況を受けて4年にわたり検討されてきたもので、国際ISBN機関が昨年11月に決定。
同2月には13桁化に向けた実行ガイドライン(勧告書)が各国に示されており、このほどJPOが発表した実施方針はこの勧告を受けて検討してきたもの。
改定13桁は現行10桁コードの頭に書籍・出版業をあらわす「978‐」を挿入し、C/D(チェックデジット)を再計算。
計算式は書籍JANコードと同じなので、ISBNコードはC/Dを含めて書籍JANコードの1行目とまったく同じ番号になる。
07年1月1日以降の新刊本・重版本は改定13桁を表示。
同日以降に出荷する既刊本も可及的速やかに書き換える。
今回の改定では大幅な基本システム変更の必要はないとしている。
また、現在標準化されているOCR‐BフォントによるISBN表示を止め、読み取り対応表示は書籍JANコードにシフトすることを検討している。
ICタグ実証実験の中間報告では、製本段階でのICタグ装着による耐久性を試験するためハガキ大のICタグを約8900冊のコミックに装着して製本したところ、約140冊のICタグが壊れ破損率は1・61%だったと発表した。
商品基本情報センターは4月1日に稼動。
ISBNや書名、著者名、長期品切れなどの商品基本情報だけを取次各社のデータベースに反映してもらい、各社間の流通上の格差や誤差を解消、業界全体の書誌情報が豊かになることを目的とする。
運営はJPOがあたり、実務は書協に委託。
出版社は新刊見本日以前に書協に商品基本情報を送信し、取次窓口で活用。
書協データベースにないものは取次各社から書協に送信され、さらに各取次に差分が送信される相互補完的なネットワークが築かれる。
07年までを目途に普及・促進を図りたいとしている。
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