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原爆投下から10年後の広島を舞台にしたコミック『夕凪の街 桜の国』(こうの史代著、双葉社、定価840円)が平成16年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。
朝日新聞の書評欄や『ダ・ヴィンチ』でも取り上げられるなど話題を集めている。
著者のこうのさんは1968年、広島生まれ。
文化庁芸術祭審査員評では「戦後世代の作家が描いたヒロシマの物語だが、戦争の影を見事に描き、力強いメッセージ性を持ちつつも、押し付けがましくならず読者の受容を喚起する」と高く評価。
若い読者がインターネットのブログや、アマゾンのカスタマーレビューに推薦コメントを掲載して広がりを見せている。
昨年10月に初版発行後、今月下旬の重版で12万5千部。
「コミックコーナーだけでなく、戦後60年フェアや話題の新刊コーナーにも並べて」と双葉社。
来夏映画化も決まっており、今夏で30万部、来年に向け50万部が目標。
20代、30代の女性を中心に中高校生の朝の読書にも薦められる。
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