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今年上半期(1〜6月)の出版物販売金額は前年同期比0・8%減の1兆1299億円。
書籍は0・2%増と健闘したが、雑誌は1・7%減と低迷。
特に週刊誌は8・7%減と低落に歯止めがかかっていないことが出版科学研究所の調べで明らかになった。
出版科学研究所がまとめた「2005年上半期書籍・雑誌分野別動向」によると、書籍の販売金額は4998億円で前年同期比0・2%増。
雑誌は6301億円で同1・7%減。
雑誌の内訳では月刊誌が0・6%増の4871億円、週刊誌は8・7%減の1430億円だった。
書籍は上半期に『頭のいい人、悪い人の話し方』『電車男』『キッパリ!』『脳を鍛える大人のドリル』(2点)、『香峯子抄』と百万部突破が6点あった。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』『生きて死ぬ知恵』も続伸中で、ミリオンセラーに届く勢い。
上期の販売部数は1・0%増。
平均価格は値下がり傾向で、新刊平均価格が1・0ポイント減、出回り平均価格も0・3ポイント減。
価格の安い単行本や新書にヒットが多く手軽な本が売れた。
新刊点数は3万8296点で2・1%増。
小学校の教科書改訂でドリルものの刊行が活発だったほか、児童向け読物の刊行も増えている。
雑誌部門で月刊誌はプラス成長になったが、増刊・別冊、ムック、コミックス、分冊百科を除く定期誌
のみでは0・4%減。
今年は大型創刊誌こそないが、出版社に既存誌テコ入れの動きがある。
不定期誌は増刊・別冊の新刊点数が4・7%減の2926点。
ムックは4・2%減の3834点と抑制基調で、月刊誌全体の返品率は0・3ポイント改善して33・8%になった。
創刊誌は114点で前年並みだったが、発行部数は6・6%減で、大部数の創刊はなかった。
休刊も前年並みの84点。
週刊誌は販売金額が8・7%減、返品率は1・3ポイント上昇して26・4%になった。
発行部数ベースでは部数が6・9%減、金額で7・1%減。
女性週刊誌は韓流ブームで健闘したものの、児童、大衆、その他部門の落ち込みが目立つ。
分冊百科を除いた数字だと発行部数は5・9%減、金額4・4%減で、供給過剰気味の分冊百科不振が大きく影響している。
ムックの新刊点数は、ムック扱いの廉価軽装版コミックスを除いて、前年同期と比べ170点、4・2%減の3834点。
点数増に歯止めがかかり、発行部数で6・4%減、発行金額でも4・9%減とマイナスになった。
送品減少により返品率も若干改善された。
コミック誌は月刊誌、週刊誌合計で発行部数5・4%減。
内訳は月刊誌2・3%減、週刊誌7・8%減で週刊誌がいぜんとして下げ止まりにならない。
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